2009/7/16
♪アポロ11号打ち上げ40周年きねん♪
月世界探検1952
前編
-conquest of the moon 1952 -
あと数日で人類初の月面着陸から、ちょうど40年になります。
今回は、その歴史上の大事件より、さらに10年以上さかのぼった1950年代、
当時世間一般に普及していた有人月探検計画を紹介してみます。
ロケットのデザイン等、我流で描いてる部分もチョコチョコありますが、
基本的には、1952年にブラウン博士らが中心となって発表した計画を参考にしてます。
さあ、そんなわけで、さっそく月探検に出発しましょう。
月面探検隊員を乗せた多段式ロケットの打ち上げです。
燃料の無くなった部分を次々と切りはなして、上空1,730kmの軌道に乗ります。
ただ、このロケットに乗ったまま、直接月に行くわけではありません。
あらかじめ軌道上で建造しておいた月探査専用の巨大宇宙船『月船』に乗り換えるためです。
月船
ここで月船に乗る前に、一旦空間ステーションという建造物に寄り道していきます。
空間ステーション
空間ステーションの大きさは直径75m。80人の人々が働いています。
施設全体を回転させることで、人工的に地球上の3分の1程度の重力を作っています。
空間ステーションの窓より月船を見る
隊員たちは、この空間ステーションでひと休みしたあと、月船に搭乗して、
いよいよ月に向かうのでした。
地球軌道上での着陸脚展開試験の様子